【新NISA】積立投資で失敗したくない人必見!絶対にやってはいけない5つのこと

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皆さん、こんにちは!新NISAを始めて、「これでいいのかな?」「何か失敗しないかな?」なんて、少し不安に感じている方もいるかもしれません。

この記事では、新NISAでの積み立てを頑張っている皆さんが、ついやってしまいがちな「ちょっと待って!」という行動や考え方を5つに絞ってご紹介します。

新NISAを始めたものの、「このままで大丈夫かな?」「もっと効率的な方法があるんじゃないか?」と、漠然とした不安を抱えている方もいるかもしれませんね。特に、情報が多すぎて何が正しいのか分からなくなったり、周りの意見に流されてしまったりすることも少なくないはずです。

でも、ちょっと待ってください!せっかく非課税で資産を増やせる新NISAを始めたのに、間違った行動をしてしまうと、将来の資産形成にブレーキをかけてしまう可能性があります。最初は良かれと思ってやっていたことが、後で「あちゃー」なんてこともありました。だからこそ、皆さんが安心して資産形成を続けられるよう、ここでは「やってはいけないこと」を具体的に見ていきましょう。

新NISAでの積み立ては、基本的には「ほったらかし」が成功の秘訣とも言われますが、それでも「ついついやってしまう」行動がいくつかあります。ここでは、皆さんが知らず知らずのうちに陥りがちな落とし穴を5つ、ご紹介していきます。

「今日、株価が上がった!」「わ、また下がってる…どうしよう!」と、毎日のように値動きをチェックして、そのたびに気持ちが上がったり下がったりしていませんか?投資の専門家はよく「マーケットのノイズ(雑音)」と表現しますが、短期的な値動きは、長期的な資産形成にはほとんど影響しません。むしろ、不安になってすぐに売ってしまったり、逆に高値で買い増してしまったりと、感情に任せた行動につながりやすいんです。

「今月は余裕があるから増やそう」「来月はちょっと厳しいから減らそうかな」と、積立額を頻繁に変えていませんか?もちろん、ライフスタイルの変化に合わせて見直すことは大切ですが、頻繁すぎる変更はおすすめできません。特に、株価が下がった時に「損したくないから」と積立をストップしてしまうのは、非常にもったいない行動です。後ほど詳しく説明しますが、こういう時こそ、むしろ積立を続けるチャンスなんです。

SNSやニュースで「あの株が熱い!」「この投資法が儲かるらしい!」といった情報を見て、すぐに飛びついてしまう、なんてことはありませんか?昔、周りの友人が「〇〇に投資して儲かった」なんて話を聞いて、焦って同じものを買おうとしたことがありました。でも、投資はあくまで自己責任。他人の成功事例が、必ずしも自分に当てはまるとは限りませんし、情報が正確とは限りません。

「少し利益が出たから、一旦売ってしまおう」「違う商品に乗り換えよう」と、頻繁に商品の売買を繰り返していませんか?新NISAは非課税枠が用意されていますが、その枠は毎年決まっています。頻繁な売買は、非課税枠を無駄に消費してしまうだけでなく、売買手数料がかかったり、思わぬ税金が発生するリスクもあります。新NISAの目的は、長期的な資産形成であることを忘れないでくださいね。

「一攫千金を狙いたい!」と、高リスクな商品に全財産を投じたり、よくわからない商品に手を出したりしていませんか?新NISAは、非課税で投資ができる素晴らしい制度ですが、どんな投資にもリスクはつきものです。特に、初心者のうちは、リスクの低い分散投資を心がけることが大切です。最初は「早くお金を増やしたい!」と焦る気持ちがありましたが、安全運転が一番だと痛感しました。

皆さんと全く同じような経験をしました。当時は知識も経験も少なく、ついつい「やってはいけないこと」に手を出してしまったんです。

「下がったから売る」の落とし穴

例えば、順調に積み立てていたものの、いざ〇〇〇〇ショックが起きて株価が大きく下落すると、「このまま全部なくなってしまうんじゃないか…」そんな不安にかられて、投資信託を売ってしまいたくなるんです。

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誰でも、短期的な値動きに一喜一憂し、感情に流されてしまいます。結果として、〇〇〇〇ショックの時に売却しると、大体底値に近い時期で、その後株価が回復した時に、その恩恵を全く受けられません。そういう時は、じっと耐えて積み立てを続けていれば…と、みなさん、そういう経験を経ています。みんなが「売っている時にこそ」買えるかどうかですね。

長期投資の優位性

リスクを低減する方法のひとつとして、長期・積立・分散投資の有効性を繰り返し伝えています。金融庁の資産運用シミュレーションでは、長期で積み立てを続けた場合の資産の増え方が示されており、運用期間が長くなるほど、プラスのリターンを得られる確率が高まる傾向が見られます。

新NISAをやると決めたら、20年といった長期で投資を続けるという気持ちで実施してください。市場の短期的な変動に一喜一憂せず、淡々と積立を続けることが、いかに重要かという話しです。専門家の方々も、「時間分散」の効果として、価格が高い時は少なく、価格が低い時は多く買い付ける「ドル・コスト平均法」が、積立投資の有効性を高めると推奨しています。

知っておきたい投資理論 ~ドルコスト平均法~

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「やってはいけないこと」を理解した上で、では具体的にどうすれば新NISAでの積み立てを安心して続けられるのでしょうか?

投資において、最も強力な味方は時間です。短期間で大きなリターンを狙うのではなく、コツコツと長く続けることで、先ほどお話しした「複利」の効果が最大限に発揮されます。これは、運用で得た利益がさらに投資に回され、雪だるま式に資産が増えていく仕組みです。焦らず、気長に資産が育っていくのを見守りましょう。

一度決めた積立額でも、生活状況の変化に応じて見直すことはもちろん必要です。しかし、頻繁な変更は避けたいところ。まずは無理なく続けられる金額を設定し、もし余裕ができたら少しずつ増やす、というスタンスがおすすめです。家計簿アプリなどで毎月の収支を把握し、無理のない範囲で継続できる積立額を見つけてみませんか?

投資に関する情報はたくさんありますが、すべてを鵜呑みにするのは危険です。金融庁や各証券会社などの公的機関や信頼性の高い情報源から情報を得るように心がけましょう。また、具体的な商品を選ぶ際には、商品の目論見書をしっかり読み込み、内容を理解することが大切です。「みんなが買ってるから」ではなく、「自分に合っているか」を基準に選ぶようにしてくださいね。特にXでの見知らぬ人の投稿は、絶対に信用しないようにしましょう。なぜなら、時間軸も投資スタイルも違うからです。

新NISAの非課税投資枠を最大限に活用するためにも、頻繁な売買は控えましょう。一度積立設定をしたら、基本的には「長期保有」を前提に考えることが大切です。もし将来、お金が必要になった時も、慌てて売却するのではなく、事前にライフプランを立て、どのタイミングで、どれくらいの資金が必要になるかを把握しておくと安心です。

投資にはリスクがつきものですが、そのリスクの「許容度」は人それぞれ違います。自分がどれくらいの損失なら耐えられるのか、どの程度のリスクなら許容できるのかを理解しておくことが非常に重要です。例えば、株式中心の投資はリターンも期待できますが、その分リスクも高くなります。初心者の方やリスクを抑えたい方は、バランス型ファンドや、分散投資されたインデックスファンドから始めてみるのも良いでしょう。

新NISAでの積み立て中に「やってはいけないこと」を5つ、ご紹介しました。短期的な値動きに惑わされたり、積立額を頻繁に変えたり、他人の意見に流されたり、頻繁な売買を繰り返したり、そしてリスクを取りすぎたりすることは、せっかくの新NISAのメリットを活かしきれない原因になってしまう可能性があります。

大切なのは、「長期・積立・分散」という基本的な考え方を信じ、感情に流されずにコツコツと続けることです。もちろん、日々の生活の中で不安になることもあるでしょう。でも、その都度この記事を思い出して、「あ、これは避けるべきことだったな」と立ち止まって考えてみてください。