【新NISA】積み立て投資メインで、成長投資枠は使わなくて良い3つの理由


皆さん、こんにちは!新NISAが始まり、資産形成への関心が高まっていますね。でも、「積立投資枠はなんとなく分かったけど、成長投資枠ってどう使えばいいんだろう?」「もしかして、成長投資枠って使わなくてもいいのかな?」なんて、疑問に思っている方もいるかもしれません。
この記事では、そんな皆さんの疑問を解消するため、「新NISAは積み立て投資をメインで、成長投資枠は使わなくてもいい」と私が考える3つの理由を、分かりやすくご紹介します。
成長投資枠って、無理に使うべき?
新NISAがスタートして、「積立投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠があることはご存じですよね?積立投資枠は毎月コツコツ積み立てるイメージが湧きやすいけれど、成長投資枠となると「どんな商品を」「いつ」「いくら」買えばいいのか、戸惑う方も少なくないはずです。私もそうでした。なんだか、使いこなさないともったいない気がするけど、どうすればいいか分からない…。
でも、ちょっと待ってください!無理に成長投資枠を使おうとして、リスクの高い商品に手を出してしまったり、タイミングを間違えてしまったりすると、せっかくの新NISAのメリットを活かしきれないどころか、損失を出してしまう可能性だってあります。大切なのは、焦らず、自分に合った方法で資産形成を進めること。放置してしまうと、将来「あの時、無理しなければよかった…」と後悔することになるかもしれません。だからこそ、今ここで、成長投資枠を「使わない」という選択肢も視野に入れて、一緒に考えていきましょう!
意外と知らない!成長投資枠を「使わない」3つの納得理由
新NISAの成長投資枠は、確かに魅力的な選択肢ではありますが、必ずしも「使い切らなければ損」というわけではありません。むしろ、積立投資枠をメインに据えることで得られる大きなメリットもあるんです。私が考える、成長投資枠を「使わない」選択が賢明な3つの理由を、順にご説明しますね。
1. 長期・分散・積立投資で十分な成果が期待できる
新NISAの積立投資枠は、その名の通り、毎月コツコツと定額を積み立てていく「積立投資」に適していますよね。そして、投資の王道とも言われるのが「長期・分散・積立投資」です。これを徹底するだけでも、十分な資産形成が期待できるんです。
なぜなら、毎月定額を積み立てることで、価格が高い時は少なく、安い時は多く買い付ける「ドル・コスト平均法」の効果が得られ、高値掴みのリスクを抑えられます。そして、これを長期で続けることで、複利の力が最大限に発揮されます。積立投資枠だけでも年間120万円、生涯で1800万円という非課税枠をフル活用すれば、これだけでかなりの資産を築ける可能性があるんです。無理に成長投資枠を使って、個別株やテーマ型ファンドに手を出さなくても、十分に将来に向けた準備ができますよ。
2. 投資の知識や経験がなくても迷わない
成長投資枠では、個別株やより積極的な投資信託など、積立投資枠では選べない商品にも投資できます。これって、一見すると選択肢が広がって良さそうに感じますよね。でも、その分、投資対象の選定や売買のタイミングを見極めるには、ある程度の知識や経験が必要になります。
もし、投資経験が少ない方や、日々の値動きを細かくチェックする時間がない方が無理に成長投資枠を使おうとすると、どんな商品を選べばいいか迷ってしまったり、買ったはいいものの、株価が下がって不安になってしまったりする可能性もあります。その点、積立投資枠で選べる商品は、金融庁が「長期の積立・分散投資に適している」と判断した投資信託などに限定されているので、初心者の方でも安心して選びやすいんです。迷って立ち止まってしまうくらいなら、まずはシンプルな積立投資に集中する方が、精神的にもずっと楽ですよ。
3. 無理のない範囲で継続できる安心感
資産形成において、何よりも大切なのは「続けること」です。どんなに素晴らしい制度や商品があっても、途中で挫折してしまっては意味がありません。成長投資枠は、年間240万円と積立投資枠(年間120万円)よりも大きな枠がありますが、これだけの金額を一度に投資しようとすると、まとまった資金が必要になりますよね。
もし無理をして大きな金額を投資してしまい、その後、急な出費でお金が必要になったり、相場が大きく変動して精神的にきつくなってしまったりすると、途中で投資を辞めてしまうことにもつながりかねません。積立投資枠をメインに、毎月無理のない金額をコツコツ積み立てていく方が、日々の生活に負担をかけずに、長く安心して資産形成を続けられるんです。これは、将来のために投資を頑張りたい皆さんにとって、本当に大きなメリットだと私は考えています。
結局、積立投資が一番だった理由
私自身も、投資を始めたばかりの頃は、「もっと早くお金を増やしたい!」という気持ちが強く、成長投資枠(当時の一般NISA)で個別株に手を出した経験があります。
個別株投資の難しさは、SNSを使って一時的に利益を上げようとする人間がいる以上は仕方ないかなと思います。それに乗せられて、感情に流されてしまうことの危険性と、煽られている意味を考える事を知ることが大事です。短期間で大きな利益を狙おうとしたりするのは、やはりリスクが高いです。
淡々と積み立てることの強さ
毎月決まった日に、決まった金額を、特定の投資信託に積み立てるだけ。相場が上がっても下がっても、淡々と買い続けることを意識しました。するとどうでしょう。最初は小さな金額でも、時間が経つにつれて少しずつ資産が増えていくのが実感でると思います。
これは、まさに「ドル・コスト平均法」の恩恵。高値では少量、安値では多く買い付けることで、平均購入単価が抑えられ、長期的に安定したリターンに繋がりやすいんです。この経験から、「やはり、特別な知識がなくても、無理せず続けられる積立投資が、一番自分に合っているな」と確信しました。
無理なく、賢く!新NISAで理想の未来へ
「新NISAって、積み立て投資をメインで、成長投資枠は使わないでいい3つの理由」はいかがでしたでしょうか?
無理に成長投資枠を使い切ろうとしなくても、積立投資枠をメインに「長期・積立・分散」を徹底することで、皆さんの資産形成は着実に進んでいくはずです。焦らず、自分のペースで、そして何よりも「継続すること」を大切にしてくださいね。投資は「知識」も大切ですが、それ以上に「続ける」という行動が何より重要です。