新NISAで高配当株投資！配当金生活への第一歩
tokotokoinvest 編集部
皆さん、こんにちは！「新NISAで投資を始めるなら、できるだけ早く、そして確実にお金が増える感覚を味わいたいな…」そう考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？特に、毎月や半年に一度、会社の利益の一部を受け取れる「配当金」には、まるで自分だけの不労所得が増えていくような魅力がありますよね。この記事では、そんな皆さんの疑問をスッキリ解消し、新NISAの非課税メリットを最大限に活かして高配当株投資を行う戦略について、一緒に考えていきたいと思います。
配当金狙いで買ったはずなのに、元本を大きく減らしてしまう？
「高配当株投資」と聞くと、「配当金がたくさんもらえるのは嬉しいけど、株価が下がったら意味がないんじゃないの？」「どんな会社の株を選べばいいの？」「リスクはどれくらいあるの？」と、漠然とした不安を感じる方もいるかもしれませんね。私も最初はそうでしたし、魅力は感じるけれど、どこから手をつけていいか迷ってしまうのは当然のことだと思います。
もしこの「新NISAでの高配当株投資」について詳しく知らずにいると、せっかくの非課税メリットを十分に活かせなかったり、配当金狙いで買ったはずなのに、元本を大きく減らしてしまったりする可能性も出てきてしまいます。でも、ご安心ください。ポイントを押さえれば、高配当株投資は、私たちにとって心強い資産形成の味方になってくれます。皆さんの大切な資産を非課税で守り、さらに「増えていく実感」を味わうためにも、この機会にしっかりと知識を整理していきましょう。
高配当株投資の「おいしい」秘密
それでは、皆さんが抱えているであろう疑問を解消し、新NISAで高配当株投資をどう活用していけばいいのか、具体的な解決策を段階を追って見ていきましょう。
「配当金生活」の第一歩
新NISAの成長投資枠は、年間240万円まで、そして生涯で1,800万円（つみたて投資枠と合わせて）まで、投資で得た利益が非課税になるという、とても大きなメリットがあります。この「利益」には、株を売って得た値上がり益だけでなく、企業から受け取る「配当金」も含まれます。
通常、配当金を受け取ると約20%の税金が引かれてしまいますが、新NISA口座で保有している高配当株から得た配当金は、その税金が一切かからないんです。これは、私たち投資家にとって、手元に残るお金が増える、という点で非常に大きなアドバンテージになりますよね。
毎月数千円、数万円と安定的に配当金が入ってくるようになると、まるで「もう一つの給料」ができたような感覚になります。これが、多くの人が高配当株投資を目指す理由の一つ、「配当金生活」の第一歩なんです。
安定した高配当株を見つける「宝探し」
「配当金がたくさんもらえる会社って、どうやって見つけるの？」そう思われる方も多いですよね。高配当株を見つけるためのポイントはいくつかありますが、最も大切なのは「安定的で、持続的に配当を出し続けてくれる会社」を選ぶことです。
- 「配当利回り」だけ見てはいけない？： 配当利回りとは、株価に対して配当金がどれくらいの割合かを示す数字です。もちろん、高い方が嬉しいですが、配当利回りだけを見て飛びつくのは危険です。なぜなら、一時的に株価が急落したことで、見かけ上の配当利回りが高くなっているケースもあるからです。
- 「減配」しない会社を見極める： 「減配（げんぱい）」とは、会社が配当金を減らすことです。せっかく高配当を期待して買ったのに、減配されてしまうとがっかりですよね。だからこそ、過去の配当実績を見て、安定して配当を出し続けているか、できれば「増配（ぞうはい）」を続けている会社を選ぶのがおすすめです。企業のウェブサイトのIR情報などで、過去の配当金の推移を確認できますよ。
- 「不況に強い」業界の企業か？： 景気が悪くなっても、私たちの生活に欠かせないインフラ（電力、ガス、通信など）や、食品、医薬品といった業界の企業は、比較的業績が安定しやすく、配当も継続しやすい傾向があります。景気に左右されにくい「ディフェンシブ銘柄」と呼ばれる会社の株に注目しています。
配当金は、企業の業績によって左右されるため、投資に「絶対」はありません。だからこそ、いくつかの銘柄に分散して投資したり、財務状況が安定しているか（借金が多すぎないか、利益がちゃんと出ているか）も、合わせてチェックするようにしましょう。
高配当株投資を「育てる」喜び
高配当株投資は、まさに「木を育てる」ような感覚です。種（株）を植えて、水（配当金）をやり続けると、やがて大きな実（さらなる配当金や株価上昇）をつける、そんなイメージです。
高配当株投資を始めてから、配当金を受け取ると、その配当金をさらに別の高配当株の購入資金に回したり、同じ株を買い増ししたりしています。こうすることで、受け取れる配当金がどんどん増えていく「複利の力」を実感できるんです。
例えば、年間配当金が10万円だったとして、その10万円を再投資して、さらに年間5,000円の配当金を生み出す株を買えたとしたら、翌年からは10万5,000円の配当金を受け取れるようになりますよね。小さな一歩ですが、これを何年も続けていくと、将来的に大きな差になって返ってくるはずです。
根強い人気の高配当株投資
日本の個人投資家の間では、高配当株投資が根強い人気を誇っています。特に、定期的なキャッシュフロー（配当金）を得られる点が、長期的な資産形成のモチベーション維持につながると言われています。
ある資産運用アドバイザーの方も、「新NISAの非課税メリットは、高配当株投資と非常に相性が良い。特に配当金にかかる税金がゼロになることで、手取りの配当金が増え、その分を再投資に回せば、複利効果を最大限に享受できる」と指摘しています。ただし、「高配当株だからといって、安易に飛びつくのではなく、企業の財務健全性や将来の配当維持能力をしっかり見極めることが重要だ」とも注意を促しています。
2025年現在（執筆時点）、日本株市場では、歴史的に高配当を維持している企業（例：電力会社、銀行、総合商社など）への関心が高まっています。また、米国株の高配当銘柄も、グローバル分散投資の観点から注目を集めているようです。安定した配当を出す企業の多くは、盤石なビジネス基盤を持っていることが多く、長期投資に適していると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？非課税で配当金を受け取れる高配当株投資は、皆さんの資産形成に「増えていく実感」と「心のゆとり」をもたらしてくれるはずです。高配当株投資は、配当利回りだけでなく、企業の安定性や配当の持続性を見極めることが大切です。ぜひ、ご自身の「応援したい」と思える企業を見つけて、少額からでも高配当株投資を始めてみませんか？
